オールインワンジェルのメリットとデメリット

オールインワンジェルとは?

オールインワンジェル

オールインワンジェルの「オールインワン」には、必要なものを全てを1つにおさめるという意味があります。
オールインワンジェルはその名の通り、スキンケアに必要な全ての要素(アイテム)が1つのジェルにおさめれたものです。

 

化粧水、美容液、乳液、クリーム、そして化粧下地までもがひとつのジェルの中に配合されているので、オールインワンジェルひとつあればひと塗りで基礎のスキンケアが完成する多機能スキンケアジェルです。

 

オールインワンジェルのメリット

オールインワンジェルの一番のメリットは時短スキンケアができることです。

 

通常のスキンケアなら「化粧水→美容液→乳液→クリーム」の順番で肌につけていかなければならないのですが、オールインワンジェルならひと塗りでその全てができてしまうのが最大のメリットです。

 

オールインワンジェル

メイク前の下準備も早くできてしまうので、特に朝の身支度時間を大幅に短縮できます。
仕事、家事、育児で大忙しの女性は、ゆっくりとスキンケアをしたくてもなかなか時間を取れないのが現状ですよね。

 

毎日スキンケアは美肌に欠かせないものだとわかっていても、なかなかクセがつかない人もいます。
そうなってしまう原因は、本来のスキンケアには何ステップも踏まなければならない必要性があるので、それが面倒になってしまうためです。

 

自分の肌質にあったスキンケアを毎日コンスタントに続けることが美肌を保つ秘訣です。これは最低限の条件ですよね。

 

スキンケアができたりできなかったりがランダムに続くと、どんなに良いスキンケア製品を使っていても肌の調子がいまいち冴えないので気分的に落ち込んでしまいます。
ひと塗りで基本スキンケアの全ての段階を簡単にできるとなれば、時間もたいしてかからず、スキンケアが面倒だと感じることもないでしょう。

 

またひと塗りで全てが済むということは肌への摩擦も最小限に抑えられるので、肌にも負担がかからないスキンケアができるというメリットもあります。

オールインワンジェルのデメリット

オールインワンジェルにはもちろんデメリットもあります。
特に、長らく基礎スキンケア化粧品をフルセットで使っていた人にとっては物足りなさを感じることがあります。

 

機能ごとに分けて使う基礎化粧品は、やはりひとつひとつにその機能を最大限に発揮できるというメリットがあるのは確かです。

オールインワンジェル

全ての機能がひとつにおさまっているものは、便利性は高いのですが、単品使いに比べるとそれぞれの機能は残念ながら下回ってしまうというデメリットがあるということは否定できない事実です。

 

そのため、結果的にオールインワンジェルの効果に満足がいかない、納得できない場合には、他の基礎化粧品と併用しているという人もいます。

 

また、肌のコンディションに合わせた使用が難しいというデメリットもあります。女性の肌はホルモンバランスの影響を受けやすいため、肌質も1~2週間単位で変わってしまいます。特に生理前に肌が荒れてしまう女性は多いですよね。他にも季節的な要因でも肌は変化を敏感に感じ取ってしまう方もいます。

 

そんな時に「乾燥しているから肌へ与える水分量を増やしたい」などの機能別のさじ加減をしたくても、オールインワンジェルではなかなかむずかしいですよね。

 

他にも塗った後のベタつきが苦手な方や、塗っている最中にモロモロが出てくるといった使用感への不満を持つ方、製品によっては肌の表面にジェルの成分が残ってしまいやすいものもあるといったデメリットも見えてきます。

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